明日は、私の住む地域でNPO法人多言語広場CELULAS(セルラス)が開催する
講演会ー世界に通じる力を育てるーが厚木市文化会館で開催されます。
私ね、セルラスで多言語に出会わなかったら、今も英語だけを勉強する世界で
人と比べて苦しい気持ちでいたかもしれないです。
今はどんなに自分と違う人に出会っても、
私が全く知らない言葉に出会っても、
笑顔で耳を傾けられるし、話しかけようとしてしまいます。
そして少し暮らしたら、きっとその人たちと友達になれるでしょう。
子どもたちと一緒に遊んだり
お母さんたちの仕事を手伝ったり
お父さんたちの話を聞いたり
きっとできるでしょう。
セルラスに参加して、新しい言葉似出会う旅を続けてきました。
それは新しい人に出会う旅でもあり、気が付けば私の世界はずいぶんのお菊広がりました。
入会する前の私には、韓国語も、スペイン語も、ロシア語も、中国語さえ、関係のない言葉でした。
その言葉と関係がない、ということは、その世界まるごと、私は拒否していたということ。
あることは知っているけど、私の中には共鳴、共振するものがないのです。
まるで、流しっぱなしのテレビのような、「外国」とか「外国人」という存在。
セルラスで色々な言葉に触れ、色々な世界をメンバーの子どもや大人、人生の先輩たちと共有して楽しみました。
すると、どの言葉も、人間の言葉として、柔らかい声を持ち、生き生きとした場面のイメージを持って、私の中で響くようになったのです。
共鳴、共振する音の幅が、大きく広がりました。
すると、それまで関係がないと思っていた世界が、急に人肌になって
生き生きした風景が広がったのです。
そこにはニコニコと話しかけてくる優しい「人たち」がいました。
沢山の楽しい違いを持っていて、そして同時に
沢山の心温まる同じも持っている人たち。
日本語にはない音とメロディーとリズムの世界。
そこには日本にはない、味や風景や習慣や時間が流れているんです。
言葉とともに私がメンバーと一緒に育てたもの。
それは自分への自信と人間存在への信頼と共感です。
多言語の活動で育つもの。
「コミュニケーション力」「多様性に対応する力」「自分で見つける力」
先生がいないピアザ(広場)という場で、誰にも教えられなくても、自ら楽しく見つけていく言葉。
そんな言葉の発見が嬉しくて、シェアしあわずにいられない。
英語の出来不出来を競い合っていたあの頃には、
思いもよらない新世界が私の周りに広がっています。
感謝しかありません。ありがとうございました。
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