NPO多言語広場CELULAS

満ち足りた、幸せな気持ちです

とても満ち足りた、幸せな気持ちで今ブログを書いています。

今年はたくさんのチャレンジの機会に恵まれた1年でした。

3月に地元海老名市で、初めての多言語広場セルラスのお話会を開催したころのことを思うと、最初はなんておどおどしていたのだろうと思います。
その日参加してくれた、ご主人がタイに転勤されるという4歳のお子さんのお母さんが

「今まで言葉のわからない国に行くのがとても不安で、子供と日本に残ろうか迷っていたんです。
でもここに参加して、言葉はその環境の中に入っていけばきっと話せるようになるんだと思えました。特に子どもと一緒に行くのは、とても恵まれていることがわかって心強いです。
学校時代英語の成績は良かったのに、全然話せるようにならなくて自信がなかったけれど、どうして話せなかったのか、やっとわかりました。
もっと早くこのお話を聞きたかったです」

と感想を話してくれた時、セルラスの多言語習得活動のお話が、人を勇気づけることができると知って、本当にうれしかったです。
6月7月と、理事長と関西の佐野理事が講師をしてくださって、厚木市、海老名市で講演会を開催。参加した方のアンケートに、「目から鱗だった。なぜ勉強しても英語が話せないのか分かった」と書かれていました。

そしてスタッフとして初めて5月連休に韓国社会人・親子ホームステイに参加。
ホストファミリーは小さなお子さんを3人育てているお母さんで、「子供は本当に可愛いけど、やることに終わりがない」と嘆くのを聞いて、少しでも手伝いたいと思いました。

8月には関東、関西から15人が参加しての青少年ホームステイ交流に引率スタッフとして参加させていただきました。
異文化の中で受け入れていただく家族に飛び込んで、家族の一員としてたくさんの違いを体験する。言葉が完全でない中で、だからこそ、持っているコミュニケーションの力をフル稼働させての交流に、胸が熱くなる場面を何度も体験しました。
私のホームステイしたおうちのママに私が、
お姑さんが来る前のお掃除を手伝ったり、
仕事で遅く帰る日の夕食を作っておくよと言ったら
「チンジャンオンマ(実家のお母さん)みたい」と言って喜んでくれました。
こんな優しく聡明なお母さんであるホストのママが、
私の実の娘のように感じてくれるなんて、本当にうれしかったです。

9月末に参加したデンマークへのスタディーツアーで一番感じたのは、
人は生活の心配が無くなったら、
自然に自分のしたいことや強みを生かして、
社会に貢献する生き方をしたくなるということでした。

性善説の国デンマーク、もちろん人の世にあるものは全てあるけれど、
教育も労働も、ベースに幸せであることが不可欠とされていることなど、
学ぶところが多かったです。
そして、日本で生きる自分が、今ここから、
デンマークの人の生き方や考え方を始めることはできる。
そう思いました。
自分や社会の不足や欠点を問題視するのではなく、
今豊かに与えられているもの、
自分にできること、強みや好きを生かしていく生き方。
それは自分だけの幸せではなく、
社会全体の幸福を増進することに寄与したくなる生き方です。

そしてデンマークのスタディーツアー参加者仲間の
中村千紘さん、愛称ゴマちゃんが呼び掛けてくれて、
12月22日に『多言語が身近になるお話会』を
facebook告知のみで、新宿で開催できました。

ただロシア語を聞くのと、
日本語でロールプレイして場面のイメージを体感してから聞くのでは、
全然わかり方が違うこと。(わかろうとしてロシア語を聞けること)
聞いた途端に口に出すシャドウイングで、
日本語とまったく違うメロディーとリズムの言語でも、
聞き取り話せる筋肉(シナプスの新しいつながり)ができること。
それがどんな言葉を話す人とも分かり合えると思って
向き合える、コミュニケーションの力、自分への信頼、
そして受け入れる器を大きく広げることを感じてもらえました。

たった2時間のお話会で
「ロシア語の後で英語を聞くと、なんてゆっくりはっきり聞こえるんだろう」
「英語が簡単に感じた。一番情報量が多い言語なんだね」
という感想をもらい、
「韓国語でもロールプレイしてみたい」と
韓国語CDに合わせてロールプレイしてくれたことに、私の方がびっくりしました。

来年に向けて、自分がやりたいことを徹底的に書き出すワークをするために、
12月28日と29日の2泊、隣町のビジネスホテルに一人で泊まってきました。
何にも邪魔されない、一人の時間が持てたこと。
今年一番の贅沢な時間でした。

お陰でノートに10ページ以上、
やりたいことを書き出せました。
内容はすごくポジティブで夢も希望も大きく広がっています。

いろんな人も思い浮かんで、もっともっとつながっていくと感じました。

自分に自信がなくて、誰からも受け入れてもらえない。
そう感じていた今年の初めの私は、もういませんでした。

2018年は、本当に大きく私を変えてくれました。
人との出会いを通して、沢山の豊かさを受け取りました。
そして出会った人を通して様々な体験をし、
その結果自分と深く向き合うことができました。
これまで生きてきた全ての経験が、ありがたかったと感じています。

2019年が明けました。
より深く自分とつながって、広い世界に歩みを進めていきます。

出会ってくださったすべての皆さんに
心から感謝しています。
ありがとうございます。

 

ABOUT ME
shigechan1783@gmail.com
NPO多言語広場CELULASのコーディネーターをしています。 セルラスではたくさんの言語(ことば)に同時に触れながら、世界中の誰とでもコミュニケーションできる力を育てています。 ことばはスキルでもツールでもなく、人と向き合い思いを伝え分かり合うために、人類が手に入れた尊い宝物です。 大人から子どもまで、多様な人たちが一緒に、ことばと人を育てあう場は、心とことばが同時に育つ場です。