NPO多言語広場CELULAS

家族でやりたかったんですーオンライン会員が生まれましたー

セルラス初のオンライン講演会『世界に通じる力を育てる』が9月28日に開催されました。
普段地域で行うセルラスの講演会には、市内の方か近隣の地域の方が足を運んでくれます。

けれどコロナ感染拡大の影響で、そうした地域での講演会は全て中止となり、セルラスでは初めて、オンラインでの講演会を開催することにしました。

講演会の広報も、今まで学校や地域で、印刷したチラシを配って広報をしていましたが
今回はこれも初めて、facebookやインスタグラム、YouTubeなどのSNSで広報に挑戦しました。

講演会で講師をしてくださるセルラスの鈴木理事長にとっても、
その主催と運営をする私たちコーディネーターにとっても、
生まれて初めてのオンラインでの講演会の開催でした。
NPOのメンバーの中に経験のある方がいて、プロジェクトスタッフで加わってくださり
全員が手弁当で、一からの試行錯誤の上作り上げた講演会でした。

講演会には、全国そして世界から、たくさんの方に参加していただけました。
今まではセルラスがなかった九州や山陰、北関東からも、関西からも参加者がありました。またモンゴル、韓国、メキシコ、ロシアからも参加してくれる方がありました。
本当にありがたいことで、開催した私たちにも多くの発見があり、沢山の学びがありました。

今回の講演会で多言語活動で育てる「世界に通じる力」について知っていただいた参加者の方に、是非実際の多言語活動を体験していただきたいと、オンライン無料体験のチケットを2回つけました。
10月1日、5日、8日に行われた体験会に参加者があり、嬉しいことに、昨日第1号のオンライン会員のご家族が誕生しました。

オンライン会員第1号になってくださったのは、長崎県から参加してくれたAさん家族です。

実はAさんのご家族は2年ほど前まで神奈川県でセルラスの活動をされていました。
お仕事の関係で長崎県に引っ越され、セルラスをやめなければなりませんでした。
その頃は、ご長男は小学校2年生、下のお子さんたちは幼稚園でした。

コロナですべての活動がオンラインになったセルラスに、賛助会員のAさんは1度参加してくれ、スーパーピアザにもお母さんが参加しました。

セルラスの活動は親子一緒に活動する方が多く、Aさんも会員だったころは、小さな子どもたちにご飯を食べさせ、お風呂に入れて、みんなを車に乗せて、毎週水曜日会場まで通ってきてくれていました。
車の中でセルラスの多言語CDを子どもたちと聞いていたそうです。

そんなS君も4年生になり、反抗期の入り口に差し掛かったのか、何かとお母さんとぶつかることも増えていたそうです。

それが、親子で一緒にオンラインで活動に参加して、家から参加できるのがお母さんとしてはとても楽だったと言っていました。
S君はお父さんのスマホで一人でZoom参加し、お母さんと下のお子さんたちは、お母さんのスマホで別の画面で参加したそうです。

下の子たちも自己紹介を多言語でしたり、ロールプレイも参加したとのこと。
2年前会場でしていたころは、下の子たちはロールプレイになると遊びに行ってしまったのですが、成長したのですね。

そしてS君は一人でグループの中でロールプレイをし、意見もたくさんだし、ロシア語のシャドウイングも楽しんだようです。
家では一番上のS君もセルラスでは中学生や小学校の高学年のお兄ちゃんやお姉ちゃんがいて、意見を受け止めてもらえるのも嬉しかったようです。

「ガチ楽しかった~」
終わった後、お母さんにそういって、これからも続けたいといったそうです。

そしてお母さんと次の日に
「あのロシア語のことばはこう聞こえたよ」
「そう、私はこう聞こえたけど」
「じゃあもう一回聞いてみよう」
なんて話して、二人で一緒にCDを聞いて色々話せたのが、
お母さんはとても嬉しかったそうです。

多言語のことを話してこんなにうれしい気持ちになるなんて、
この頃会話がギスギスしていたんだと思います。
家族でセルラスの多言語の活動したかったんだなあって、しみじみ思いました。
Aさんは、そんなご感想を寄せてくださいました。

多言語が家庭の中にある環境。
家族みんなが、多言語を仲立ちにして、
共感したり、見つけあったり、伝えあったりして喜び合う。
Aさん家族の日常に、そんな風景が蘇りました。

オンラインでつながった、とてもうれしい家族からのお便りでした。

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ABOUT ME
shigechan1783@gmail.com
NPO多言語広場CELULASのコーディネーターをしています。 セルラスではたくさんの言語(ことば)に同時に触れながら、世界中の誰とでもコミュニケーションできる力を育てています。 ことばはスキルでもツールでもなく、人と向き合い思いを伝え分かり合うために、人類が手に入れた尊い宝物です。 大人から子どもまで、多様な人たちが一緒に、ことばと人を育てあう場は、心とことばが同時に育つ場です。