NPO多言語広場CELULAS

外国の方とも普通に接し声がかけられるーメンバー(中1)の話ーー

10月29日(木)にセルラスのオンライン体験会を開催しました。
セルラスオンライン講演会参加者の皆さんで、興味を持たれた方に
オンラインで多言語活動を体験できる、体験会を開催しました。

この日はミャンマーから、現地で日本語教育の
コーディネートをされている方が体験にいらっしゃいました。
オンラインは国境を超えるとはいえ、遠いミャンマーから
セルラスの多言語活動に興味を持って来てくださったのが嬉しかったです。
文法も学ばずどうやって話せるようになるのか。
シャドイウングの効果とはどんなものなのかを知りたいとおっしゃっていました。

オンライン体験会ではロールプレイやシャドウイングを体験され
「多言語の音にできごとや情景、状況が重なることで
話せるようになるんですね」
と言っていました。
体験会の中で、何より一番興味を持ってくださったのは、
中1のセルラスメンバー、りゅうのすけ君の体験談と
中国語とスペイン語のプレゼンでした。

「どうしたらそんな風に話せるようになったのですか?
中国語やスペイン語を話す時、色々調べたりしないのですか?」
とりゅうのすけ君に矢継ぎ早に質問していらっしゃいました。

りゅうのすけ君は小学校1年生からセルラスの活動を家族と一緒にしています。
彼の話してくれたセルラス体験談を文字にしました。

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僕は小学1年生の時からセルラスをやっていました。
最初の頃は、わけもわからずCDを聞いて、
大人の人よりも早く音が言えるようになるのが嬉しいからやっていました。

でもいつのころからか、お母さんが生活の中でセルラスの多言語を言うようになって、
ぼくも意味がわかるので応えたりするうちに、
セルラスでやっている言葉は意味のあることばなんだと認識するようになりました。

そして小学6年生の時に学校の遠足で、
江戸東京博物館というところに行きました。
江戸東京博物館には、たくさんの外国から来た方たちがいました。
そして、ぼくはその中の一人が気になったので、
どこから来たんですかと聞いてみました。
その人はスペイン語を話す国から来たようでした。

それで、セルラスでも良く使う挨拶のことばで、
さっきコーディネーターのみえちゃんも言っていた、

¿Cómo estás? (お元気ですか?)
ということばを言ってみました。
そしたら相手の人が
¡Muy bien!(とっても!)
って返してきたので、ぼくも
¡Bien!(それは良かった!)
って返しました。

その時に、本当にセルラスのことばって
外国の方にも通じるんだっていうことを感じました。
同時に、こうやって外国の方にも普通に話しかけたり接することができるのは、
セルラスのおかげなんだなと思いました。

先日、理事長と中高生が話すミーティングがありまして、
その時に理事長が、全国にだいたい670万人いる中高生の中で、
色んな国の人々に興味を持って、そしてその国の人々のことばで
話しかけることができる子は、いったい何人いるんだろうという話になりました。

確かに僕も、言語は挨拶くらいなら6つ以上話せるし、
それ(あいさつ)以上に話せる言語もあります。
そして理事長が言ったことを考えると、
(そういう中高生は)そんなにいないんじゃないかなって思いました。
だから最近セルラスは、本当はすごいことをやっているんじゃないかなって感じ始めています。
これで日本語でのプレゼンは終わります。
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このあとりゅうのすけ君は中国語とスペイン語で、
お母さんと餃子を一緒に作った時の様子を
楽しくジェスチャーたっぷりに話してくれました。

セルラスで育つ3つの力というお話を講師の理事長は講演会で話していました。

自分で見つける力
コミュニケーションの力
多様性に対応する力

この力が多言語の習得を通じてできるということ。
セルラスに参加して、家庭のなかで日常的に
多様な言語や文化の違いを受け止めあい伝えあう環境ができている。
そこで育つ力は親子で育む力なのかなと思います。

色んな国の人と心を開いて接し、話しかけたいと思う気持ちが
りゅうのすけ君の中に育っていると聞いて
私たちもとても嬉しく思いました。

今年最後のオンライン講演会は
11月27日(金)10:00~12:00
11月28日(土)10:00~12:00
Zoomで行います。
参加お申込みはこちらのお申込みリンクから

講演会参加後、セルラスの多言語活動をオンラインで体験できる体験会や
講師と子育てや講演について話せる懇談会などもオンラインで参加いただけます。

ABOUT ME
shigechan1783@gmail.com
NPO多言語広場CELULASのコーディネーターをしています。 セルラスではたくさんの言語(ことば)に同時に触れながら、世界中の誰とでもコミュニケーションできる力を育てています。 ことばはスキルでもツールでもなく、人と向き合い思いを伝え分かり合うために、人類が手に入れた尊い宝物です。 大人から子どもまで、多様な人たちが一緒に、ことばと人を育てあう場は、心とことばが同時に育つ場です。