つぶやき

人事を尽くして天命を待つ!

この言葉、私には縁遠い言葉だとずっと思っていました。
だって私は怠け者だから。
徹底して何かをやるということがほとんどなくて
いつも適当、いい加減、詰めが甘いまま。
不安を残しながら、それでもその場をしのぐことが何とか出来て
いつも不完全燃焼のままで、やり過ごしてきた。
それが私の自己イメージでした。

自分とした約束をことごとく守れない。
大きな夢や目標を持つ。
それ自体は決して悪いことじゃないけど
それを実現させるために具体的な行動となると
もう、全然なので
新年に毎日やると決めたことも
全然できていない。

こんなことなら、目標なんて立てなければよかった。
自分のことをこれ以上嫌いにならずに済むのに。
そうやって、自分への無価値観を深めていく。
それが今までの私でした。

これが実はていのいい逃げであり
変わろうとしないことへの言い訳なんだってことに
最近気が付きました。
逃げてる場合じゃない。
人生が、命の時間がもったいなさすぎます。

一つでもできたら、まずそこを見て、認める。
一つひとつ、クリアしていく。
大きな目標や理想との距離に途方に暮れるより
一歩いっぽ進んだその足跡に
積み上げた小さな小石に
喜んで自分を認めていく。

何が起きても、それは必要なことが起きているから
できることをして、それ以上は天に任せる。

起きることは、一見悪いことに見えたり
心地悪いことだったりもする。

例えば大事な仕事の前に風邪を引くとか。
心の中は一瞬騒ぐ。
ああ、仕事先に迷惑をかけてしまう。
今は休めないのに。
頭の中が悪いことをぐるぐる考えているうちに
これが自分でコントロールできないことなら
まずはできる自然療法をして、早めに眠る。
悪化するか、回復するかは天に任せる。
どちらの結果も受け入れると決める。
起きたことは、起きるべきこと、必要なこと。

いいことも悪いことも
起きたことは受け入れるって決めてから
物事が進むのがとても速く円滑になりました。
こじれたり、滞ったりしないで
いろんな助けがあったり
思いがけない展開があったりして
大過なく、どころか、とっても嬉しい方向に進む。
そんなことが続いています。

それで最近はますます
運命を受け入れる。
起きたことに文句を言わず
できることをただする。
そんな風に生きています。

神様のオーダーや天の決めたことを
受け入れるって決めると
常に答えはYesです。
何が来ても、Yes.

受け入れると決めたら、神様って悪いようにはしないようです。
必ず良い方に進ませてくれます。
必ず助けの手が差し伸べられます。
そこを信じられるようになりました。

ああ、これが

人事を尽くして天命を待つ

ということだったんだなあ~!

私にもできました。
受け入れるって
すごい力でした。
受け入れるって
受け身ではなく、とても積極的なことでした。

天の神様が、次に何を与えてくれるのか。
今はちょっと楽しみです。

 

ABOUT ME
shigechan1783@gmail.com
NPO多言語広場CELULASのコーディネーターをしています。 セルラスではたくさんの言語(ことば)に同時に触れながら、世界中の誰とでもコミュニケーションできる力を育てています。 ことばはスキルでもツールでもなく、人と向き合い思いを伝え分かり合うために、人類が手に入れた尊い宝物です。 大人から子どもまで、多様な人たちが一緒に、ことばと人を育てあう場は、心とことばが同時に育つ場です。