NPO多言語広場CELULAS

モンゴルの高校生がやってきましたーホームステイって楽しいー

2月17日(日)東京工芸大学厚木キャンパスで
全日本ロボットアメリカンフットボール大会が行われました。
全国の高校生が作ったロボットを持ち寄り、アメリカンフットボールの対戦をするロボコンです。
そしてこの大会と同時に、International Tournament も行われ
国際チームとしてモンゴルから2校の高校の生徒が参加しました。
他には高専の卒業生チームや社会人チームなどもあり、ロボットの性能もすごくて、ボールの奪い合いやゴールの様子は迫力満点でした。

実は3年前まで私はこのような大会があることを全く知りませんでした。
ロボコンも実際に観に行ったことなどなく、テレビで2、3回見たことがあるだけでした。

ところが3年前、NPO多言語広場CELULAS(セルラス)の横浜のメンバーが参加するモンゴル高校生のホームステイ受け入れをしたのをきっかけに、毎年参加するモンゴル生のホームステイを受入することになり、モンゴルがとても身近で好きな国になりました。

例年横浜パシフィコで開かれていたこの大会が、今年は何と地元の大学で開催されることになり、地域のセルラスメンバーで初めてモンゴル生のホームステイを受け入れることになりました。

ホームステイの受入が初めてのメンバーも多く、今日までみんなで受入準備の話し合いを重ねてきましたが、実際に会うと、あっという間に家族のように、みんな打ち解けていました。

日曜日なので、お父さんも含め家族全員で対面式に来てくれた家庭が多くて、ご両親と子どもたちがにうれしそうに一人ひとりのモンゴル生と出会い、Welcome Signboard を手渡し、話し合っている様子は、まるで家族が一人ずつ増えたみたいに思えました。

子どもっていいですね。
ホームステイに入る方も、受け入れる方も、あっという間に兄弟のようになってしまう。
もちろんそれを見守り実現させてくれるご両親の理解あってのことですが、家族で受け入れる良さを、みんなの談笑する様子を見ながらしみじみ感じました。

後でモンゴルチームを引率して日本に来ている、通訳のビルゲさんから聞いたところによると
会場に来たホストファミリーを見て、モンゴル生たちはみんな口々に
「私のお母さんが来てる!名前覚えなきゃ!」とプレイスメントインフォメーションの紙を見直し始めたそうです。

ホームステイが始まるずっと前から、モンゴル生にとってホストのお母さんは「私のお母さん」なんだなあと、それを聞いて嬉しく感じました。

我が家には、引率の高校の先生がホームステイしています。
当初ホームステイの予定ではなかったのですが、
明日ホストファミリーとモンゴル生みんなで行く江の島ワンデートリップの予定を見て
参加したいと希望されました。
それなら一緒にホームステイもどうぞということで、我が家に泊まってもらうことにしました。

10歳の男の子と4歳のお嬢さん、そしてまだ10か月の末のお嬢さんのお父さんでもあります。
もともとエンジニアだった先生は、教えることの素晴らしさを感じて、教員に転職されたそうです。
まだ30代とお若く、エンジニアリングを学生に教えることがとても楽しいと語っていました。
先生のところには、モンゴル生たちからメッセージも入るようで
「ご飯がおいしかった~!」と何人もメッセージしてきたと、微笑んで教えてくださいました。

ホームステイって、知らない国の人と一緒にご飯を食べ、自分の家で少しの間
一緒に暮らすだけなのに、どうしてこんなに親しい気持ちになるのでしょう。
先生が見せてくれるご家族の写真や奥様のこと、子どもたちのことを話すのを聞いていると
本当に近しい家族の話を聞いている気持ちになります。

先生が唯一知っている日本の歌は、チューリップの『サボテンの花』という歌だとYouTubeで聞かせてくれました。
10歳の時に見た日本映画の主題歌だったそうです。
日本は3回目で、ラーメンが大好きで、日本が大好きな先生でした。
明日の江の島ワンデートリップも、きっと思い出に残る一日になりそうです。

 

ABOUT ME
shigechan1783@gmail.com
NPO多言語広場CELULASのコーディネーターをしています。 セルラスではたくさんの言語(ことば)に同時に触れながら、世界中の誰とでもコミュニケーションできる力を育てています。 ことばはスキルでもツールでもなく、人と向き合い思いを伝え分かり合うために、人類が手に入れた尊い宝物です。 大人から子どもまで、多様な人たちが一緒に、ことばと人を育てあう場は、心とことばが同時に育つ場です。