NPO多言語広場CELULAS

ことばが自然に育ってる-180度変わる言語観-

いったいいつのまに

話せるようになったんろう?

いつのまに、
相手の言ってることが

自然とわかるようになったんだろう?

こんな(難しい)ことば、いつ使えるようになったんだろう?

お子さんが育つ過程で、驚くことはありませんか?

そして私たちの母語である日本語について、

上の質問に答えられますか?

いったい自分はどうしてこんなに、

日本語話せるようになったんだろうって。

聞こえた途端にわかり
文字が見えた途端に読めて
歌が聞こえたら、

その瞬間、感情が揺すぶられる!

すごい言語能力ですよね。

あまりに当たり前で、普段意識もしないけど。
どうしてこれほどまでの言語能力を
自分が身につけることができたのか?
説明できますか?

考えたこともないでしょう?

シャワーのように聞いたから⁇
残念ながら、音声をただ流し聞いても、

それは意味のある

『ことば』
にはなりません。
そこにその『ことば』を話す人がいて
そのことばが、働いている場があって
そのことばとともに起きる出来事があり
それを共有して、感情が動いて
わかりあえた、という共感があって
そこで初めて『ことば』は意味を持ち
自分の中に定着したのではないでしょうか。
そうして育った『ことば』は
一切なんの努力もしたことがなく

覚えよう、なんて思ったこともない。

それなのに、決して忘れないし、
それどころか、どんどん育っていくのです!
勉強もしないし
競争もしないし

テストも受けないのに

まったく自然に、
けれど力強く、
決して後退することなく

いつの間にかぐんぐん育っていきます。

あるメンバーのお母さんが話してくれました。
3歳の息子さんのおやつに牛乳を出したら、
あっという間にごくごく飲んでしまい
空になったコップを差し出して
Empty!(エンプティ)

って言ったそうです。

お母さんはそれを聞いてびっくりしたけど
とても嬉しくて、
牛乳注いであげながら
「そう、エンプティなの。どうぞ〜。いっぱい飲んでね」
と話しかけながらあげたそうです。
ぼうやが、Enpty という言葉をどこかで見つけて、
そのことばが働く瞬間、意味を理解して

自分に同じことが起きた時にそれを間違いなく使ったら

お母さんが、しっかり受け止めてくれて

嬉しそうに牛乳をお代わりしてくれた。

『ことば』は、
それが話されている環境があって、
その『ことば』が働く場と
それを受け止めてくれる人がいると
自然に育っていくのではないでしょうか。
つまり、音と体験を共有して、
共感的に受け止めてくれる人がいる環境こそが
『ことば』が自然と話せるようになっていく環境なのです。
人はそこでことばを見つけ、
働かせ、受け止め合いながら
自分の中に豊かな『ことば』を育てていきます。
『ことば』(母語)が育つ環境には
勉強も、暗記も、競争も、優劣もありません。
わかった、伝わったという喜び。
働いた時の嬉しさ。
交わし合う笑顔。
満たされる欲求(お腹)
その体験の一つ一つが、ことばを自然に育てているのです。
18年前、セルラスに入会して聞いた、鈴木理事長の講演。
そこで初めて、母語習得のプロセスに学んだ
多言語習得活動のことを知りました。人間はことばを作ることができる力を持っている。
環境の中で働くことばを見つけ、育てあうことは
人間の持って生まれた能力なのだと聞きました。私の言語観が、180度ひっくり返った瞬間でした。
それからセルラスでの多言語活動を通じて
たくさんの体験を積み重ねながら
韓国語が、スペイン語が、ロシア語やフランス語も、
そしてなんと英語でさえ
勉強していないのに、誰からも教わらないのに
いつのまにか、
どうしてかわからないけれど
わかるようになり、話せるようになっていました。
まるで母語の日本語のように。
地面に撒かれた種が双葉を出し、
少しずつ茎をのばし、葉を茂らせていくように
どの言語も、育っていたのです。
英語を勉強しても、勉強しても
どうしてもできるようにならなくて、
苦しんだ理由が、今ならわかります。
18年前のあの日、40歳の私が、
セルラスの鈴木理事長の講演会を聞いたことを、
幸運だったと思います。
その講演会が今度はオンラインで聞いていただけます。
18年の間にセルラスが積み重ねてきた多言語活動から
今一番最前線の見つけたことや成果をお伝えします。
9月28日(月)10時から12時。
どなたでも、ご参加いただけます。
定員:100名
お申し込みはこちらまで↓
お申込みフォーム
詳細はこちら
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オンライン講演会
『世界に通じる力を育てる』
9月28日 (月)10時〜
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ABOUT ME
shigechan1783@gmail.com
NPO多言語広場CELULASのコーディネーターをしています。 セルラスではたくさんの言語(ことば)に同時に触れながら、世界中の誰とでもコミュニケーションできる力を育てています。 ことばはスキルでもツールでもなく、人と向き合い思いを伝え分かり合うために、人類が手に入れた尊い宝物です。 大人から子どもまで、多様な人たちが一緒に、ことばと人を育てあう場は、心とことばが同時に育つ場です。